工法紹介 Way of Construction

ウォータージェット工法

 ウォータージェット工法とは、超高圧ポンプで水を昇圧し、その高圧水噴流のもつ掘削作用・破壊力などやコンクリートの骨材周辺のコンクリートマトリックスを水圧で吹き飛ばす水クサビ現象を利用して劣化コンクリートを効率よくはつる工法です。

 

 水圧・水量を適切に設定することによって、健全なコンクリートは残し劣化したコンクリートのみを効率よくはつり取ることができ、既設構造物に与えるダメージを小さくすることができます。また、ウォータージェットによってはつり面の粉じんや不純物が除去され、断面修復材との付着性が向上します。

 

ウォータージェット工法では、以下の分類に分けられます。

 

表面処理 劣化したコンクリート表面除去・目粗し・路面研掃作業
はつり作業 劣化したコンクリート除去・鉄筋はつり出し作業
洗浄作業 ビル、工場などの壁面配管の高圧水洗浄作業
塗膜剥離 劣化塗装の剥離作業
切断作業 金属などの無火気切断作業

ウォータージェットロボット

 ノズルを取り付けた専用の自走装置により、超高圧・大水量で大規模な施工が可能です。

 

最大1600mmの作業幅が可能な床版専用タイプと壁や天井面でも施工が可能なレール式タイプがあります。

 

施工は遠隔操作で行い各種ノズル対応で表面処理からはつり作業まで幅広く対応可能です。

 

【用途】

コンクリート床版の劣化部除去・壁、天井面などの劣化部除去など

 

ウォータージェットランス

 ノズルを取り付けたハンドランスをオペレーターが直接操作します。小型軽量なため、機動性に優れ、狭い場所や部分的なはつり作業などに適しています。

オペレーターが直接操作する「直射ハンドランス」のほかに、単管などにランスを固定して噴射反力を軽減する「直射固定式ランス」があります。こちらは、高い噴射力と大水量での施工が可能です。また、先端ノズルを回転させ広範囲に施工できる「エアー回転ランス」があります

【用途】

コンクリート構造物の部分的鉄筋はつり出し・目粗し・塗膜剥離など

 

スピンジェット

機械はオペレーターが直接操作を行い、処理物と作業排水を同時に吸引する排水回収型です。

 

床面の塗膜剥離などの広面積の施工に適しています。また、排水性舗装の路面を損傷することなく区画線の消去なども可能です。

 

・最大使用圧力:280MPa

・最大使用水量:42L/min

・装置重量:54.5kg

・エアー使用量:1420L/min

 

【用途】

床面表面処理・路面区画線消去など

 

アクアブラスト

ハンドタイプで エアー回転ランスによる幅広な施工が可能です。環境にも優しい排水回収型です。

 

コンクリート片はく落処理や表面下地処理・塗装除去に適しています。

 

・最大使用圧力:300MPa

・最大使用水量:25L/min

・装置重量:6.4kg

 

【用途】

コンクリート目粗し・タンク塗装除去など

 

アブレイシブ切断

 超高圧水に研磨剤(ガーネット)を入れることにより、金属・コンクリート・複合素材など硬い材質をきれいに切断します。

 

熱の蓄積がないため、材質の熱変化による変形が発生せず、きれいに切断可能です。また、火花が発生しなしため無火気区域での施工が可能です。

 

【用途】

埋設配管切断・ガス管、ヒューム管切断など